ピックガード剥がしからピエゾ取付DIY
アコースティックギターって見た目の個性が出しづらい楽器だなーと個人的には思っていて、正直みんな同じようなものを使っているのでつまらなく思う事がある。
もしも自分でエレキギターのようにカスタマイズ出来たらどんなに素敵だろう!
そんな同じ気持ちの方に役立てればと思いつつ、『Epiphone AJ-45 EB』をカッコ良く、さらに音質も自分好みに変えていきたい。
まずは問題点をいくつか…
・弦高が高い、そのせいでテンションもキツい。
・ピックガードが好みではない。
・このままではライヴ等で音を大きくできないのでP.Uを取り付けたい。
・コードを鳴らした際に中音域に濁りを感じる。
今のところこんな感じ。
やっていくうちにどんどん問題点というか欲求は増えてくると思う。
まずは簡単なところからピックガードを外す!
これは時間が経ったギターだと変色とかも見られるので注意。
ドライヤーをピックガードに当てながら粘着テープに熱を与えてゆっくり剥がします。粘着テープがボディにこびりついたりするけど気にせずに剥がし、セスキ炭酸ソーダを吹きつけ、しばらく放置しつつ(と言っても変色したら嫌なので様子見ながら)スポンジで擦ってキレイに場合によってドライヤーでまた温めて指で擦ったり…。
キレイに剥がれました。
次はP.Uの取付。必要なものは『ドリル』『ヤスリ』『リーマー』『ペンチ』。
LR BAGGS社のANTHEM SLを取付けるんだけど、アンダーサドルなのでサドルの下に穴の加工とピエゾP.U分の厚み分(1mmくらい)サドルを削ります。
ついでに弦高を下げるためにサドルは多めに(2mmくらい)削ります。
実は加工してて分かったんだけどサドルが弦の触れる部分とピエゾの触れる部分で厚みが違くて、弦に触れる側に行くほど厚くなっていたのでその分もヤスリで気長に削る。
ドリルは何回やっても一番怖いんだけど、45°くらいの角度でボディのブレイシングを傷つけないように…はい。今回はちょっと傷付けちゃいました…。
配線通す部分と反対側も少しピエゾの先が入るようにしてあげて完成。
エンドピンをペンチで抜いて、ドリルを使って穴を拡張。
持ってるドリルだと穴がまだ少し小さいのでリーマーで広げて、ドリルで地道に削っていく。大きいドリル買おうかと毎回悩むけど、そんなに使わないからなー…。
あとは両面テープで貼り付けるだけの作業なので誰でも簡単。
ここまで来たら完成!
音を出してマイクのブレンド具合とかを調整するんだけど「あれ??ピエゾ小さくない??」と思いつつ環境にもよるしなーと自分を言い聞かせ、本当に少しだけマイクを混ぜる感じにしました。多分ピエゾの音に慣れすぎて満足しちゃってるせいでブレンド少ないのか、プレイスタイルの問題なのか、とりあえず残った課題の「中音域の音の濁り」を今度は改善したいんだけど、実はもう一個変更したい部分が出たのでそれはまた次回。
早くライブで使える仕様にしたい!
またあした。